自作キット |
以下のキット商品を販売しています。これらは、研究者及び教育用です。商売を前提の(多量)販売はお断りします。 |
探触子キット: |
弊社では、以下の様な探触子自作キットを販売しています。最新の情報は価格表の最後の方に記載してあります。
価格表を参照ください。 |
パルサー・レシーバー・キット |
基本的に送信には従来のスパイク型とバースト型があります。大出力、高速など、各種のタイプがあります。昔からのスパイク型は電圧インデシアル応答(電流と音波ではインパルス応答相当)を測定できる基本的な方式です。原理的な実験に適します。最近はスパイク型の意味を電圧のスパイクと誤解しているメーカもあり、疑似スパイクと呼んだりしていますが、原理はまるっきり異なります。スパイク状電流が流れる必要があります。市販の広帯域探触子を用い、半波の音波送信と、0.5波〜1.5波の受信波形が、各種アンプとの組み合わせで可能な様に設計されています。実験研究に有用です。1nsの電流立ち上がり(電圧では立下り)の高速スパイクパルサーは高周波探触子の実験に使用できます。高周波用受信アンプは数十kHz〜100MHz以上をカバーしています。 バースト型は(電流)スパイク、ステップ、スクエアとバーストが可能です。最近の探傷器やアレイの送信はスクエア型が多い為、これらに似た送信特性が必要な場合に使用します。電圧を加える時間(ドライブ・デューティー)を自由に制御できます。市販機器はドライブ・デューティーを固定しているので、それぞれの探触子に最適な時間設定に成ってはいません。 通常一探触子法での探傷試験が多いのですが、一探触子の構成にすると低域帯域の情報がカットされる為、基本はニ探触子法にして低域を延ばす構成を原則にしています。低域カット・オフ周波数を調節できるので、減衰の大きな複合材や発砲材の実験研究に有効に使えます。コンクリート版厚も容易です。 探触子から発生する音波のエネルギーは、探触子に注入するエネルギーに比例します。注入するエネルギーはパルサーから出力電圧と出力電流の積です。探触子と探触子ケーブルのインピーダンスにより高い電圧を加えた方が良い場合と、大きな電流を流した場合が良いか決まります。1000Vを超える電圧、100Aを超える電流のパルサーもあります。 電子回路の組立が不慣れな人の為に、組立サービスがあります。(保証等はキットと同じ) パルサー・レシーバー探触子自作キットの性能仕様例 送信方式 標準スパイク方式500V、高圧スパイク900V、1kVバースト&スクエアー、1.5nS超高速、超高速リモート・スパイク型、1kVリモートスクエア&バースト型など |